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●●●●●●●●●●会計の話(そうか!本当は知らなかった)●●●●●●●●●●
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会計事務所で作成した、あるいは市販会計ソフトで作成した財務諸表(試算表や決算書)は内部管理に直接役立つとはいえません。経営者がほしい数字が財務諸表には出ていないためです。
売上高をとっても、一括表示で得意先別データがない、対応する原価が分からない、月別データが分からない・・・・・・多くの不満が残ります。そのため経営者の多くが、この財務諸表とは別に、内部管理用の集計表を担当者に作成させるケースを見かけます。
ところが、部署別に損益データを集計させるととんでもないことが起こったりします。A部門、B部門、C部門各々の営業利益はすべて黒字なのに、財務諸表上の営業損益は赤字になってしまう・・・・・・・このようなことはありませんでしたか。
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このような事態は、「各部門の担当者は経理に精通していない」、「我田引水的な費用配分を行い、自部門の費用を少なめに集計する」ため、全体でかかった経費の配賦が不完全なのです。 「あのリース料はうちに関係ない」、「交通費の使用はB部門がほとんどで、うちは1割程度だ」、「土地建物の固定資産税を配賦されても困る」、「間接部門の経費配布を行っていない」等々・・・・・それなら、いっそのこと財務会計データを工夫して、管理用のデータとしても利用できるようにしてみましょう。 残念なことに、今まで会計事務所用経理データと経営用数値データは、異なるソフトに入力保存されており、相乗効果を発揮できていなかったのです。内部管理用データをも会計データに取り込む工夫をして、共有データとして使いこなせたならば、財務諸表の有用性は格段に高くなります。 もちろん、企業が本気で報告用データと内部管理用データの共有化を本気で取り組む必要があります。良質の会計ソフトを選択し丁寧な初期設定を行えば、半分は実行できたも同然です。後は、各担当者が面倒がらずに管理区分を報告し根気よく入力することです。
詳細についてはご相談願います。
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